【記 録】
(12月16日)
笹子駅に8時前に着くと、早朝のせいか猛烈に寒い。笹子からトラックの行きかう20号線を登山口まで歩く。
登山口は墓地の横であるが、工事中のため少し迂回して登山道に入る。陽が当ると暖かくなった。
2時間ちょっとで笹子雁ケ腹摺山の頂上に着いた。ここからは大月側と塩山側を分ける尾根沿いに進む。
お坊山からは下りとなり、かなり標高を落として大鹿峠に着く。ここから大鹿山の中腹を巻き、曲沢峠へ。
曲沢峠が大谷ケ丸と滝子山の分岐になっている。少し疲れたので、大谷ケ丸は止め、直接滝子山方面に向かう。
少し先の峠で、滝子山から流れる沢と出合い、沢沿いに進む。防火のため広く刈り取られた登山道の途中に平らな場所があったので、テントを張る。
一息ついてラジオを聴くと、NHKでは日ロ首脳会談の中継を長々とやっていた。
(12月17日)
昨夜はかなり冷え込んだ。水筒の水が少し凍ってしまった。朝食の後、テントを畳んで出発する。ポールは大丈夫であった。
すぐ大谷ケ丸からの道と合流し、まもなく滝子山に着いた。富士山の眺めが良い。ここからはいつものルートで初狩駅に向かう。
初狩駅では、大勢のカメラマンがカメラを構えている。聞いてみると、昔の「あずさ」の特急列車が記念走行するとのこと。
初狩駅は以前、スイッチバックを行った駅で、その線路を利用して、特急列車が待機していた。
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